オーストラリア炎上【前編】

2月16日日曜日、シドニーのANZスタジアムで恐らくこの手の音楽イベントとしてはオーストラリア史上最大だったのではないか?と言われている「Fire Fight Australia」というコンサートが開催された。題名から容易に想像出来るように、昨年来オーストラリアを襲っていたブッシュファイアー(森林火災)被害救済のチャリティーコンサートだ。 Queenのオフィシャルフェイスブックページより  1月に入って開催がアナウンスされ、13日に発売された65,000枚のチケットは、5時間で売り切れ。追加のチケット発売もあり、ANZスタジアムの通常の収容人数を考えると、75,000人の人たちが現地へ足を運び、その模様はチャンネル7が生中継をしたので、多くのオーストラリアの人たちがこのコンサートを体験したのではないだろうか。そして、私のように海外にいるオーストラリアに縁のある者は、ライブ当日ツイッターをフォローすることで会場の様子をリアルタイムで知り、 »

ラグビーワールドカップ2019日本大会ー宴のあとで

こんなにラグビーファンが日本にいたのか??そんなことを思い続けた少々感動の一ヶ月半だった。 ワールドカップ開催中に品川で見かけた看板  日本で、いや、アジアで初めて開催された「ラグビーワールドカップ」。ネットのニュースの上位にラグビーの話題が上がって来るし、TwitterやFacebookなどのSNSも、元々私がフォローしている人たちにラグビーファンなどほとんどいなかっただろうに、ラグビー関連の投稿で溢れ返った。所謂俄かファンもいただろうし、前からラグビー押しだったけれど、今まで一般的に話題にならないから黙っていた、隠れ?ラグビーファンの人たちもいただろう。後者の人たちがここぞとばかりにラグビー愛を炸裂させ、熱いコメントを連投しているのが実に面白かった。  ちょうど開催期間中に定期検診で訪れた病院の主治医も、一通り必要な説明をし、薬を処方した後で、「ところで原田さんはラグビー、観てるんですか?」と聞いて来た。え?とびっくりしつつ、 »

メルボルン-世界で一番住みやすい都市??

8月半ば、猛暑の東京を脱出して、真冬のオーストラリアへ行って来た。元来寒いのは苦手なので、あまりこの時期にオーストラリアを訪ねることはしないのだが、シドニーに用事があったので、シドニー、そしてメルボルンを回る旅を決行した。両地はどちらも運よく好天で、日中は汗ばむほどの陽気。でもまだ風はひんやりと爽やかで、とても気持ちの良い天候に恵まれた。結果的に猛暑から逃れる避暑旅行となった。  最初の一週間シドニーに滞在し、その後向かったメルボルン。午前中に吹いた強風のせいでフライトが30分程遅れるトラブルがあったが、ほぼほぼ順調にメルボルン空港へ到着し、市内へのシャトルバス、スカイバスに乗り込んだ。  もう夕方5時頃だったので、ホテルに着いたら、すぐスーパーに必要なものを買いに行って、夕食だなぁ、などということを考えつつ、 »

“バリアフル”?車椅子議員とオーストラリアの国会

もう20年以上前のことになるが、ニューヨーク旅行の帰り道、カナダのバンクーバーへ数日寄ったことがある。 バンクーバーは1960年代に私が暮らした町だ。70年代に暮らしていたオーストラリア・シドニーへは、帰国をしてから旅行で再訪を何回かしていたが、バンクーバーは60年代以来の訪問。住所を頼りにタクシーで昔住んでいた家へ行き、付近のショッピングセンターや、1年生の時に通った小学校も訪ねてみた。そして、7歳の頃の記憶もそこそこ正確なんだな、というような感想を抱きながら、市内に戻るために路線バスに乗った。  そうしたところ、ある停留所から車いすに乗った人が乗り込んで来た。驚いたことに付き添いの人はいない。確かバスの車高が低くなって、スロープが出る形だったように記憶しているが、その人は難なくバス内へ。そして車椅子を所定の場所まで進めて、固定。 »

ロイヤルファミリーとオーストラリア

7月4日の午前、用事があって新宿へ行ったら、参議院議員選挙の公示日ということで、「立憲民主党」が選挙戦の第一声を発している場面に遭遇した。「#令和デモクラシー」と、立憲民主党の今回の選挙戦の標語が書かれた幕の前で、かなり強い雨の中、今回の候補者、そして代表の枝野幸男さんが熱弁を奮っていた。  その後、西口の方へ回ったところ、今度は「れいわ新選組」の山本太郎さんのスピーチに遭遇。 今回「れいわ新選組」が東京選挙区に擁立した、沖縄出身で、創価学会員ということで話題の野原まさよしさんの応援らしい。こちらは、更に熱い演説だった。  「#令和デモクラシー」に「 »