市民が政治家を育てる気概

    「キャロラインたちはジョシュを“教育”することが出来るのかなぁ…。」7月19日に行われたターンブル新内閣の閣僚任命式の様子をネットニュースで見ていて、ふとそんなことを思った。     投票日から一週間以上経った7月10日にターンブル首相が勝利宣言を行ったものの、選挙戦が2ヶ月と長かったし、勝敗がなかなかはっきり決まらなかったこともあったからだろうか。何となく選挙疲れのような倦怠ムードがオーストラリアから流れて来ているように感じていたが、今回の新内閣発足でやっと停滞していたものが動き出した感がある。 7月19日に発足したターンブル新内閣。総督邸での認証式の後の集合写真。(The »

清き一票とジュージューソーセージ

    5月18日掲載の「オーストラリア備忘録」に書いたように、7月2日(土)はオーストラリアの連邦政府の上院・下院同時解散に伴う総選挙の日だった。選挙戦が2カ月と長かったことや、例えばボートピープルの受け入れ問題など、オーストラリアにとって非常に重要な問題に関する政策が与野党間でさほど違いがなかったことから今一つ争点がはっきりせず、何となく盛り上がりに欠ける選挙戦だったような印象がある。そして、その選挙戦中のムードを反映するかのように、選挙直後も勝利した陣営のお祭ムード一色に染まり、とはならなかったのである。というのも、通常であれば投票日中に大勢が判明するものなのだが、今回は与野党の得票数がせり過ぎ、正式な結果が後日に持ち越され、 »

Job Loss - Technology!

As the Australian business dynamics change with the concerns of unemployment always lingering in the back of the mind of people, is it necessary for employees »