シドニー湾年越し花火の天と地と

新しい年となって早くも半月以上が過ぎてしまった。オーストラリアでは新年よりもクリスマスが大きい行事で、クリスマス前後は仕事も休みになるところが多いが、年明けは2日から通常モードに戻る職場も少なくない。ただしこの時期は学校の長い夏休みに当たるので、この時期に長期の休暇を取る家庭は多く、本格始動、というムードからはほど遠い。テレビやラジオも夏の特別番組を放送しているところが多く、メインのキャスターたちも長期休暇に入り、12月、1月はピンチヒッターのキャスターたちが出演する。  そして議会も政治家たちも休暇中。議会の立ち上がりは2月7日だ。そういう意味では、1月14日に安倍首相が豪州訪問を行い、ターンブル首相と会談しているが、ターンブル首相の夏休みにちょっとお邪魔してしまった格好ではないか。ターンブル首相の地元であり、首相の第二の公邸(Kirribilli House) »

What is the PPSA?

Parties that hold interest in personal property can protect their interest under the Personal Property Securities Act 2009 (PPSA), by registering their security interest against that »

裏庭の野鳥たちの“国勢調査”

12月に入り、オーストラリアは「夏」に入った。これから日差しもどんどん強くなってくるが、オーストラリアは夏に限らず、太陽光線がとても強い。それが原因の皮膚ガンの罹患率の高さは有名だが、オーストラリアの自然がカラフルに輝いて見えるのは、そのような光線の加減もあるのだろう。  そんな中でひときわ目立ってカラフルに見えるのが鳥たちだ。色もそうだし、種類のバラエティも豊富だ。私はどうも動物や鳥たちに無頓着なまま大人になってしまった人間なのだが、オーストラリアではそんな私でもその存在感のせいか、いやでも鳥たちが目に入ってくる。家の周りを散歩していてもよく目につくので、時々写真を撮ったりもした。そのお蔭で以前は雀と鳩と烏の区別ぐらいしかついていなかった私が、馴染みの鳥は見分けがつき、名前も覚えられるようになった。  そのオーストラリアの野鳥たちの“国勢調査”なるものが10月に行われたそうで、その結果が先月末報道されていた。 »